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みなさん、こんにちは!
まやです。
今回はインドネシアとインドのLGBT事情についてお話していきます。
日本とはどのように違うのでしょう?
インドネシアのメディア
出典: http://www.huffingtonpost.jp/
今回の記事はジャカルタポストというインドネシアの新聞からです。
この記事によると、インドネシアのメディアはLGBTの正しい情報を発信し、国民を教育すべきなのに、その役割を果たしていないということです。
どういうことなのでしょうか?
2016年1月と2月のニュースやジャーナリストの記事やコメントを対象に調査したところ、そのうち約200記事はLGBTに対し否定的、または差別的な表現をしていました。
一方LGBTに対し肯定的で、性の指向や違いを理解する重要性を書いたものは60記事ほどでした。
インドネシア国民はこの結果に対し
「とても残念。」
「差別的なジャーナリストがいる限り、自由な国にはなれない。」
などとコメントを残しています。
インドのメディア
インドの地元紙インディアエクスプレスは、インドではゲイのアイコンが必要だ!と主張しています。
ここで言うアイコンとはアイドルのようなもので、LGBTの認知度を上げ、インド国民に広めていく上で有名人がカミングアウトしてくれることが理想としています。
例えば元ワム!のジョージ・マイケルさん。去年亡くなってしまいましたが、ゲイと公表しても絶大な支持を得ていました。
積極的にLGBTのサポートもしていたようで、彼のファンやそうでない人もLGBTについて受け入れるきっかけになったのです。
だからインドにもそういう人が必要だよ!
ということで、インドの映画監督であるカラン・ジョハール(Karan Johar)さんが紹介されていました。
出典: http://indiaconference.com
カラン・ジョハールさんはゲイという言葉は使わずに自分の性の指向について次のように語っています。
「みんな僕の性的指向は知っているだろう。でもその単語は口にしない。この国ではそれを言ったら逮捕される可能性もあるからね。
なぜカミングアウトしてLGBTのアイコンにならないの?と聞いてくる人もいるけれど、僕はLGBTの象徴になんかなりたくない。
自分の人生を生きたいんだ。」
ここで言う「単語」とはゲイのことです。
おそらくファンも周りの人も彼がゲイだと気付いているけれど、
「自分はゲイ」という言い方はしていません。
芸能人であれ、一般人であれ強制的にカミングアウトする義務はないので、彼の言い分は正しいです。
最後に
インドネシアでもインドでも、徐々にLGBTの認知度が上がり、受け入れられてくると思います。
でもカミングアウトするには、まだまだ大きな壁があるように感じます。自分がLGBTだと気付いている人たちも差別や偏見を恐れて隠しているのかな、という印象を受けました。
確かに芸能人のカミングアウトの影響は大きいですが、そういったサポートがなくても、カミングアウトしたい人ができる環境になっていってほしいと思います。
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